最後の長い一呼吸で嫁は自分の人生を終わらせた。週一で墓参りに行くが、未だ嫁の死と向き合っていない。

2013年11月19日

620: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/10/15 13:41:13
新参者です。みなさん宜しく。

今年の12月で嫁の3回忌を迎えます。
悪性脳腫瘍で医者から残り一年の命だと告げられ時はよく理解できんかった。
手術した翌日、全身麻酔が抜け僅かな会話を交わした。
嫁の腫上がった顔を見て涙が溢れそうになったが必死で堪えた。 
嫁との残された時間をフルで一緒に過ごしたいと考えた俺は後先考えずに仕事を辞めた。
術後は良好で、抗癌剤治療のため月1で1週間の入院がローテーションになる。
日常生活は何も問題無かった。
どこそこに脳外科の名医が居ると聞けばセカンドオピニオンに走り、
病を治癒してくれるお寺があると聞けば二人で赴き、
あそこの天然水が良いと聞けば山道を駆け貰いに行った。
もしかて頼みを聞いてくれるんじゃないかと思い先祖の墓参りにも行った。
海外旅行にも出かけた。遠くに嫁いだ嫁の親友の所にも遊びに行った。
無情にも8ヶ月目に再手術。
それから5ヶ月が過ぎ3度目の手術。
医者から次の緊急入院が発生したらもう家には帰れないと云われ術後2週間で無理して退院。 
家に帰って10日目の夜、激しい痛みと嘔吐。最後の緊急入院をする。
今まで自分を誤摩化していた俺はこの時はじめて覚悟をした。
医者は4度目の手術も可能だと言うが、俺はもう止めてくれとお願いした。 
嫁は意識があり普通に会話ができる。でも、日が経つにつれ嫁の声は弱々しくなる。
嫁の好物を買って来ても一口が限度。やせ細った嫁に好きな好物も食べさせてやれない無力感。それでも俺は嫁の前では何時もニコニコ顔。 
長期の昏睡状態を経て、最後の長い一呼吸で嫁は自分の人生を終わらせた。
週一で墓参りに行くが、未だ嫁の死と向き合っていない。
嫁は俺が元気で生きて行く事を望んでいると思うので、それは厳守している。

長文駄文の上、進めてしまって申し訳ない。

621: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/10/15 14:47:49
>>620
辛かったな。よく頑張った。

622: 620 2011/10/15 17:30:09
>>621
ありがとう。その一行で癒される。

やっぱり時の経過は凄い。嫁の位牌を抱いて泣き崩れる回数もだいぶ減った。
嫁への愛情は全く変わらないが。それでいいよな。

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