凄く真顔で優しい目をして病気の自分に言葉を掛けてくれた嫁の前で初めて号泣した。嫁と結婚してよかった。

例のスレをあげることは諸々の都合上できませんが、とりあえずカキコ。

自分は比較的普通に真顔でうちの奥さんに愛してると言えるタチです。
なので、結婚当初こそ真っ赤になって照れてたうちの奥さんも耐性がついたのか、同時にハクもついたのか最近はニヤニヤしながら「またかいな( ^ω^)」みたいな。
ちっとも面白くありませんな、まぁ夫婦なんて連れ添ううちに似たり寄ったりになりますし。
周囲からは夫婦漫才を地で行ってる仲良し夫婦とか言われてますのでこれもまたヨシ。

ところで先日ですが、病院で検査をうけたところ肺が相当ひどくヤラれてるのが見つかりました。
癌とかの深刻かつ命の危急的な病気ではなく、肺気腫と言うもの。
ただし、年齢から見て考えられないほど肺組織の破壊が見られるとかなんとか。
専門的なことはよくわかりませんが、このまま破壊が進めば数年のうちに重度の呼吸困難が顕在化して常時酸素ボンベを背負うことになると。
ググってみたら、死よりも恐ろしいとかどうとか･･･おっかねぇことばっかり書いてあるんですよねぇ。

しばらく悩んでたのですが、奥さんに話さんわけにもいかんので意を決して今日こそお話しすることに。
いろいろ話した内容は省略しますが、最後のほうで反応ないだろうなぁと思いつつ言ってみました。
「ありがとなー、愛してるよー」って、そしたら奥さん、平然とこう言いましたよ。

「あんたなー、結婚するとき愛してるとは言わなかったけど、俺の時間私にくれてやるって言った」
あー、若気の至りですね、そんなカッコいい言葉を言った時期言えた時期が自分にもありました。
今じゃとてもじゃないけど言えませんね、そんなカッコいい言葉は、ほらいいトシこいたオッサンですし。
「だからなー、私も愛してるとはよう言わんわー( ^ω^)」
ま、そういう反応は予想してましたので、苦笑い。
「でもなー、あんたが動けんなったらな、病気で壊れたとしてもな、そんときは私の時間あんたに使うわ、全部」
すっげぇ真顔で、でもすっげぇ優しい目でそんな言葉は反則だと思うのです。
奥さんの目の前で、初めて号泣ってやつをしました。
いや、夫婦ってのは・・・実にいいもんですなぁ、結婚してよかった。

スレの趣旨とは違うかも知れんのですけれど、まぁお目汚しをば。