母の形見の指輪を壊してしまったと勘違いして泣く嫁を利用して修理させたが罪悪感が凄くて真実を白状した

昨年、母の遺品の指輪を自分で壊してしまった。

母は俺が5歳の頃に他界し、
父が贈った指輪を肌身離さず大事にしていた事を覚えている。
母が他界してから指輪は父のところにあった。
そんな父も一昨年他界して、母の指輪は俺の元にきた。

その指輪を自分が壊してしまって、修理に出そうと仏壇のところに置いておいたのだが、
嫁が指輪を壊してしまったと泣きついてきた。
どうやら仏壇の掃除の最中に壊してしまったと勘違いしてしまったらしい。

指輪を壊した事も修理に出すことも伝え忘れていた。
弁償する、お義母さんとの思い出を壊してしまったと泣く嫁を利用して、
修理費どころか侘びの品まで買わせてしまった。
引くに引けなくなって、俺はいつまでも許せませんみたいな態度をとっていた。

バレなきゃ良いだろうと思っていたが、突然ふと罪悪感が押し寄せてきて、
洗いざらい全部話した。
嫁、発狂。土下座しまくる俺。修理費を嫁に返して更に土下座。

しかもこのタイミングで妊娠が発覚して、嫁は更にヒステリックになってた。

嫁から罵られまくったが、次の日にはいつもの穏やかな優しい嫁に戻ってた。
発狂時の嫁は本当に未知の生物かと思った。
菩薩のような人でもあんな感じになるのかととにかく驚いた。

嫁の勘違いを利用して罪悪感で押し潰そうとしたお前が悪いんだろ

自分で親の形見を壊して、嫁に濡れ衣着せて発狂させときながら、
驚いたとか呑気に抜かす旦那。
果たしていい父親になれるのかな。