引用元:胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(113)
個人的スカ。ちょっと長いです、文章読みづらかったらごめんなさい。
平日の昼間、仕事が休みなので散歩をしようと近所の公園に行きました。その公園の少し奥の方に古いベンチがあるんですけど、そのベンチを取り囲むように学ランを着た男子が4人突っ立っている。何してるんだろ?と思ってちょっと近づいてみたら、ベンチに座ってる誰かを取り囲んで罵倒しているようでした。
学生たちは私には気づいていないらしく、結構大きな声でタヒねだのコロスケだの言ってたんです。叩かれるかもしれませんけど、他人事だし物騒だし男の人怖いしで見て見ぬ振りをしようとしました。
学生の一人が立っている体勢を変えた時に、ベンチに座っている人の姿が見えたのですが、その人と目が合ってしまいました。リクルートスーツを着たかなり若い男の人で、私と目が合うと寂しそうに笑ってすぐ視線を逸らされました。
逃げようとした自分が急に恥ずかしくなり、物凄い罪悪感が沸いてきたんです。近くにある自販機まで向こうに気づかれないように歩いて、適当にジュースを2本買って全速力で走って公園に戻りました。
私「おーい!!」
学生たち「ん!?」
男性「えっ」
私「ごめん!待った!?ほらコレお詫び!!」
学生「おいブス誰だよテメー!邪魔してんじゃねえ!!」
私「えっ?ブス?ブス?私??」
学生「ウッゼ!ボコるぞあっち行ってろ!!」
私「君たち○○中学の子でしょ?何してるの?私の知り合いに何してるの?」
学生「は!?何にもしてねーし!!」
私「嘘だよね、さっきタヒねとかコロスケとか言ってたよね、写メったんだけど」
「写メ」という言葉を聞いた途端、やべえやべえと言い出し学生たちはそそくさと逃げていきました。
学生たちの姿が見えなくなったら安心したのか、罵倒されていた男性が泣きながらお礼を言い出したので、ベンチに座って少し事情を聞かせてもらいました。
続きます。
続き。
尊敬していた父が他界し、彼女にこっぴどく振られ、中学時代からの友人に騙されかけて大金を盗られそうになったこと。それらが立て続きにおき、仕事に出る気にもなれずベンチでぼーっとしていたら学生たちに絡まれたようです。クズだのゴミだの罵られているうちに、どんどん死にたい気持ちになって何も言い返せなかったと。
さっきは見捨てようとしてごめんなさいとその男性に謝ると、人にこんなに優しくされたのは初めてですと手をがっちり握られさらに号泣。それに釣られて私もちょっと涙。お互い落ち着いた後、雑談しながらジュース飲んで連絡先を交換してその人とは別れました。
中学校に「こういう事がありました」と電話したところ、犯人たちはすぐにわかりました。犯人グループはみな中学三年生、受験に響くと思って担任に自首し、親と担任にこってり絞られたそうです。受験前に何やってんだよクソガキ・・・。
男性が近々結婚するそうなので記念カキコ、幸せになれよー!
>>606
乙あり。
良い雰囲気になったと「思ってた」んだけど男性は私の事「妹だと思ってるよ!」と素敵なキラキラ笑顔で言ってくれたので・・・。喪女脱出のチャンスを逃したけどいいよ、いいよ・・・幸せになるならな・・・。
念を送っといた
>>608が喪女脱出できますよう、全力で祈っている
充分武勇伝でしょ、GJでした。
あんたにもいいことがあるといいね。
その坊主たちは殴りたいけども
スーッとする武勇伝でした
よくやったね