引用元:本当にやった復讐 15
『カラミ』
休憩中に自分達の会話に入り込んできて脈絡もなく『そうだよね~』と切り出し「学生だったらバイトしてる暇あったら勉強するもんじゃないの~」「部活やってるヤツらはエラいよな学生なら部活するのがフツーじゃない~」「遊ぶカネ欲しさに将来も何でもするんだろうな~」
他にもワザと身体的特徴を口にして「チビって障害者と同じだよね~」「目が悪いのって脳に異常があるからって思うんだよね~」など言ってきたりする
まともに相手しなければいいと私達は思ってたがある日「時給XXXで身体売ってるようなもんだよね~」と絡んで来て
そして私達に「いくら?」と聞きやがった。うつむいて喋れなくなってしまった子がいた。当然、噛みついたが「違う違う、誤解~誤解~」と話にならない
店長に訴えても「彼は誤解でそう聞こえたら悪かったと反省もしてるから」とラチがあかなかった。
それから、成功するかどうかわからないけど作戦を立てた。
それから、カラミがくるタイミングでワザ会話をして絡んでくるように仕組んで「3kg太った」「5年付き合ってる人にフラれた」「弟が○○中の受験に失敗した」「友達がこういう事故にあった」と言う会話を数回に分けて聞かせた
こちらの目論見通り、
「真面目に働いてないから5kgも太ったりするんじゃないの~」
「7年も付き合ってる相手に降られるなんて自分に問題あるんじゃない~」
「あの中学って名前書けば受かるんじゃなかったの~」
「事故に遭う側にも問題あるんじゃない~」
とその都度、絡んできた。
実はこの話はパートのおばさん達と積極的に会話をして4kg太った、5年付き合ってる人にフラれた、息子が受験に失敗した、交通事故で入院してると言っていたのに話を合わせて「自分も~」と盛って会話をしておいたものカラミの会話をパートのおばさん達に直接耳に入るようにするのは勿論、相談もしたりなどしているとある日、カラミが私達に絡んで来た時に、パートのおばさん達が突如、「いい加減にしなさいよ!!」とカラミは勿論、副店長にまで詰め寄る事態になった。
その時のカラミのキョドり様といったら思い出すだけで腹黒い笑いが出てくる
次の日カラミは私達の前で謝罪し、消えた。
パートのおばさん達に感謝していいのかは微妙だけど感謝した。
そして利用した私達が言うのはなんだけど、コミュニケーションは大事だと思った
その作戦はなかなかうまいね
今度自分も試してみよう
連投も失礼しました。
いや、ちゃんと分かったよ。
頭脳プレー乙でした!