夕食時、食卓に出てきた物の異様さに親父が目を丸くする。「さぁ遠慮なく召し上がってください」

昨日実家から親父が尋ねてきた。
突然どうしたんだ？と尋ねたら、嫌いな料理を出され喧嘩になった模様。
その話を俺の横で聞いている嫁。
「あなたはそんな事ないもんねっ。私はあなたの好み、ぜ～んぶ知ってるんだから」
ちょ、待ってくれ。何一つわかってないジャマイカと、出掛かった言葉を飲み込んだ。
「お義父さんもゆっくりしていってくださいね」「悪いねぇ」
ああ、親父が地雷原をスキップしてる・・・。

夕食時、食卓に出てきた物の異様さに親父が目を丸くする。





「さぁ遠慮なく召し上がってください」

賢明な親父は俺にビールはどの位あるのかを聞いてきた。
500ml缶で8本。それを聞き親父は戦場に赴くかのような顔で箸を伸ばした。


ROUND.1
ひじきとかぼちゃと梅干のマヨ和え○　１R1：28　TKO　●親父
親父：新婚の味がする

ROUND.2
アジのたたき風もみじおろし代わりの苺ペースト○　１R0：04　KO　●親父
親父：なんていうか・・・うん

ROUND.3
㌧汁になりかけていた物に生臭いツミレがはいったもの　ドロー　親父
親父：家庭の味だなぁ・・・

ここまでですでにビール7本消費。俺のビールをチラ見するのでかわいそうになりあげる。


最終ROUND
炭化カツレツレア仕上げ甘酢ではない酢あんかけ　○　１R0：00　棄権　●親父
親父：いやぁ～普段酒飲むときは全然食べないんだけどな。
　　　　今日はよく食べたよ。うん。よく食べた。あ～食った食った～。


さっき帰り際に俺が
かーちゃんに謝れよって言ったら、子供みたいにうなずいてたｗ

何でこんなにネタ臭く書き込むんだろ