
引用元:ほんのりと怖い話スレ 125
三年前家を新築した。
嫁が建築士なんで、なにからなにまで任せて自分はあまり関わらなかったんで、それをどこで手に入れたのかも知らなかった。引っ越しの荷物もだいぶ片付いたころ、夕飯後居間で娘と遊んでいたらかすかに白粉みたいな匂いがしてきた。
娘にも嫁にも聞いたけど鼻が詰まってるとかでわからないらしかった。一日だけで済めばあまり気にならなかったのだが、それ以来居間に入るとずっと白粉の匂いが鼻につくようになり、なんだかイライラしてしまい落ち着いて座っていられないようになった。
引っ越してから1ヶ月たったくらいだったと思う。飲み会で夜中に帰宅したら居間のカーテン越しにぼんやり光が見えた。だれか電気消してテレビでも見てるんだろうと思い、居間に入るなりただいまと声をかけたが誰もいないどころか真っ暗だった。そしてむせるぐらいの白粉の匂いがしていた。何か見た訳ではないが鳥肌がたった。嫁を探して寝室に走り、あらかた話したが取り合ってもらえなかった。
- 小学生の頃、田舎の祖母の家に泊まりに行った時に私は風邪ひいて寝てた。そして従兄弟に襲われた→その時、妹が入ってきて逃げた従兄弟を追いかけて・・・
- 【自業自得】 いとこに金庫の写真をフェイスブックにあげられそうになった
- 【復讐】 デスノートを書き始めてから数週間経ったある日...
- 久しぶりに実家に帰ると、綺麗な女「お帰りなさい、俺さん」俺『え?誰?』父「何言ってるんだ?お前の嫁だろ」女「覚えてないの?」俺『は!?』→...
- 【えぇ!?】 新車で『この車』購入したら嫁がブチギレなんだがwwwwwwww
- 大好きな彼氏の家に初めて泊まりに行った私。だがトイレに入った時、ある物が置いてある事に気づいて・・・
- 【お知らせ】
- お盆に姉が泊まりに来ると言ったら激怒
- 【大変】同じマンションに住むママ友が季節の変わり目毎に大量のお下がりをくれるんだけど、どれもボロボロでモヤる。大量にくれるので、毎回お礼をしないといけないのもイ
- 【配信者】「金バエ」のSNS更新が1週間途絶え、様々な憶測が飛び交う。1週間ぶりの投稿でも一人称が「ボキ」ではなく「俺」となっており、本人ではないとの憶測が広がる
- 【お知らせ】
とりあえず嫁に居間に来てもらったがその時には白粉の匂いはかすかに鼻につくぐらいになっていた。相変わらず嫁はなにも気づかないらしく、なにか鼻の病気じゃないかとかストレスじゃないかとか言っていた。
それからまたしばらくたって、相変わらず白粉の匂いは鼻につくものの、日によっては全くしないことも増え、次第にあの日のことも忘れつつあった。生活も落ち着き、友人を呼んで家のお披露目をすることになった日のこと。
「素敵なアンティークですね」と友人の奥さんに話しかけられた。居間のテレビ台がわりの桐ダンスだった。今まであまり意識せず生活していたがアンティーク好きの嫁はいたるところに古道具を取り入れていた。「そうなの~。この桐ダンス素敵でしょー」嫁はこんなことを言って喜んでいたが、自分はとても喜べなかった。桐ダンスは着物を入れるもの。どこの誰かわからない女が着物を出し入れする図が頭に浮かんだ。あと白粉の匂い…
自分の経験したことが今更ながら怖くなった。
アンティークの家具や小物が怖い。どんな歴史があるのか誰もわからない。
嫁と話し合い、どうしてもアンティークには抵抗があると告げた。
残念そうだったが、嫁は理解してくれ少しづつ処分してくれている。
樟脳(昔の防虫剤)の臭いを嫌って、防虫効果のあるお香入れていた金持ちや粋筋も多かったから
桐ダンスにお香の匂いが染み付いていたのかも