引用元:【コピペおk】夫婦・家族のジーンとする話を集めるスレ5【オリおk】
結婚して2年で旦那の癌が発覚。嫁親は結婚に反対し、旦那親は父親の浮気で離婚。そして旦那の父親は会社の金を横領して刑務所に母親は水商売で若い男と同棲中。この母親は、嫁に金まで借りまくっていた。
嫁はOLをし、夜中までファミレスでバイト真夜中は道路工事の警備員に。でも発病が26才の旦那の癌は、若い分だけ進行が早かった。旦那の親は一度も見舞いには来ない。手術や新薬の為、嫁は働いても働いてもお金がない。
しかし風俗で稼ぐ事だけはどうしてもできなかったらしい。病室に毎日行くと「もっと傍にいてくれ」と旦那は言う。しかし仕事があるから長居できない。嫁の睡眠時間は2日間で3時間。若さだけで乗り切る日々。
この生活が2年半続いたある日、病院から電話が。しかし嫁は仕事中で、気が付くまで9時間以上掛った。必死に病室に行くと…旦那はいなかった。看護師に聞くと、旦那の母親が遺体を引き取ったらしい。旦那の母親はとある新興宗教の熱心な信者。旦那も名前だけ信者になっていた。嫁が地方の旦那の母親に電話をすると「葬式はこちらでやります。あなたは信者じゃないし来ないでよ」と。
呆然と立ちつくす嫁に、看護師から封書が渡された。旦那からの手紙と離婚届け。
「ありがとう。毎日ボロボロになるまで俺の為に働いてくれて。おまえはまだ若い。誰よりも綺麗だ。俺の死亡届けより離婚届けを出して。俺の親はどうしようもない。縁を切って自由になってくれ。少し悔しいけど再婚して、俺がかけられなかった愛情を未来のご主人から受けて欲しい。ごめん。愛していたよ。痩せ続け、手荒れしたおまえの手に涙が止まらなかった。幸せになって欲しい。ありがとう。本当にありがとう。○○愛しているよ」
嫁は号泣して倒れた。166cm35キロ。体も限界だったのだろう。その後、旦那の実家地方に行くが母親は引越していた。息子の生命保険で家を買っていたのを知ったのは数年後。嫁は墓の場所すらわからなかった。
そんな嫁は海外で仕事先を見つけた。一人で渡る。
そして3年振りに帰国し、役所関係の手続きを終え、仲間との飲み会に。しかし、横断歩道を歩いていて車にひかれた。幸い、脳震動と脱却。脳の検査入院で1ヶ月。
ひいたのは俺。親御さんに土下座して、毎日病室に行った。俺の親も謝罪に行った。
嫁の意識が戻った時、「○○さん?」といきなり俺の下の名前を読んだ。持参した黄色のチューリップを見て「1番好きな花です。ありがとうございます」と。その時は、寝ている最中に名前なんて話したかな?と思っていただけ。
俺より8才下で、とにかく綺麗な人だった。
退院してから海外に戻ると言う嫁に告った。結婚したかった。嫁は「×1ですが…」と恐縮していたが、双方の親は大賛成だった。
結婚式(嫁は初婚の時に挙式していないので、友人らが勧めてくれた)の前に嫁の親友に、初めてこの話を聞いた。こんな苦労していたとは知らなかった。でも親友にさえ「忙しいけど大丈夫!」と旦那が死ぬまで何も伝えなかったらしい。
結婚式はレストランで控え目にしたが、嫁の友達がみんな涙しているし友達がたくさんいる人気者だと知った。
結婚して3年目に嫁から打ち明けられた。入院中、旦那が夢に出て来て「△さんはおまえを幸せにしてくれるよ。俺の事は忘れて、△さんと幸せになってね」と俺の名前を告げて消えたらしい。その後、一切出て来ないそうだ。
若くして亡くなった旦那の分まで幸せにしてやりたい。
泣ける…
脱臼が正しいです。
事故で脱腸は「幸い」じゃすまんぜ
嫁さん大切にな・・・
特殊嫁シリーズ乙