引用元:義理家族に誰かが言ってスカッとした一言 その8
家のトメは16年前に車の運転止めてからずっとウト送迎。息子が結婚してからは嫁を足に使う気満々だった。でも運転してないってのもあって道があんまり覚えられないのと、生来のおバカさんなのか行きたい所の説明が破壊的に下手くそ。
「あのね、あっち(指差す)の大きい道路を○○駅(乗り換えありの遠方)方面にバーーって行って、そしたら多分右あたりにトンネルあるのね?で、そこ抜けてしばらく走ると家があってね、大きい庭とかあって、犬が塀の上に居てね、そこら辺を多分右か左に曲がって、しばらく行くと景色がバーーっと広がるわけ。んで、そこをちょっと越えて途中で曲がると着くから」てな説明をする。
チマチマと突っ込むけど(家ってどこですか、庭って何ですか、犬って言われても等)トメは「いいからいいから、行けば分かるから乗せてってくれればいいから!」と押し切る。んで案の定道に迷い、しかもそれを私のせいにする。
いくら「行先を知ってるのはトメさんだけですけど?」と言っても「でも運転するんだからその辺は分かってるのが普通」とか屁理屈ゴニャゴニャ言ってなおかつ超不機嫌になって「嫁子さんわざとやったんじゃないのー?いくら面倒だからって、こんなの陰険よ!」だの言う。
地図にも載るようなとこならまだしも、それが友達の家とか畑とか。知るかっつーの。
で、また「あのね、あっち(指差す)の…」と始まり、断ったら怒りだした。「何でトメさんが知らない道を私が分かると思うの?しかもトメさんのせいで迷っても、それ私のせいにするし!」と怒ったら逆切れし、そして「良いわよ、息子に送ってもらうから!」と啖呵を切ったんだけどたまたまそばにコトメが居た。(娘なんだから親の暴挙を止めろ!)って思ったけど、この子がやってくれた。
夕飯時、コトメが夫に「ねえ兄貴。私行きたい所あるんだけど悪いけど車出してもらっていい?」と言った。夫が「ああ、いいよ。どこ行きたいの?」と言うと「あのね、あっち(指差す)の大きい道路を○×駅方向にずーっと行ってぇ…」とwwww
当然夫は「そんなバカみたいな言い方で分かるかよ!どこに行くのかはっきり言え!」と怒り、コトメは「んとね、お母さんが嫁子さんにいっつもこんな説明しててさ、私車運転しないから、運転する人ならこんな言い方でもわかるのかなって思って言ってみただけ」
トメは唖然としてたw
最初は「コトメタン!アテクシの為にオニイタンに言ってくれてるのね!」って顔でこっちをチラ見しつつ、喜びに顔が輝いてたから。
トメは夫に「分かる訳ねぇ。もう嫁子に変な事頼むなよ」と言われ凹んでたwしかも「説明クソだよね。でもこれで迷うと嫁子さんをいびりまくってるよ」トメはウトにも怒られて、反論してもコトメが言い返すため黙るしかなくw
家に帰ってから今までの事全部話し、「夫は何も気が付かなかったというのに、コトメちゃんが分かってくれてたなんて!!」と感激の涙してたら慌てて「二度とお袋の送迎なんてしなくていいからね」と謝ってきた。気がついたのが遅い気はするけど、とにかくこれからコトメに感謝しつつ夫婦していくw
休日の夜に良い話をありがとう。
今夜はよく眠れそうだわ
いっそ番地とか近くの誰でも知ってそうな建物を言ってくれれば
調べようもあるのにさ。何はともあれ、いいコトメでよかったね。
うちもそうだからなんとなく。(馬鹿で方向音痴な私が行きたい場所で
私がたどり着けない場所に
夫が連れてってくれる)
ちゃんと夫に「こういうことがあった」と逐一報告してたんだろうか?