引用元:胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(115)
かなり長文になってしまいました。すいません。
ある劇場でアルバイトを初めて2週間の頃。その日の仕事は客席案内。私の働いていた劇場はロビーの飲食は可能だが、ホール内は飲食厳禁。たまに座席で飲食をしているお客さんもいるが、注意をするとほとんどの人が「すいません」と言って、食べるのをやめるかロビーへ移動してくれる。
ある日、座席で飲食をしているおばさん3人組がいた。
「申し訳ございませんが、飲食は禁止となっておりますのでご遠慮いただけますか」と声をかけたところ、
「はあ?なんで?知らない知らない」と言って、食べるのをやめない。私が「お手数ですが、ご飲食はロビーでお願いします」と言うと、おばさん達は大騒ぎ。
おばさん1「やだ、面倒くさい。もう始まっちゃうじゃない!(まだ開始まで15分ほどある)」
おばさん2「だめならだめって先に言ってよ!(ロビーで散々呼びかけたし、張り紙もしてある)」
そして極めつけにおばさん3が、「アナタ今、遠慮してって言ったね?じゃあ、遠慮しません!」と言った。
バイトを初めて日も浅かったので、何て対応すればいいんだろう…と混乱してしまい、「申し訳ございませんが…」と半泣きになりながら移動をお願いするも、完全無視。
続きます。
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続きです。
すると、そのおばさん達の後列に座っていたダンディーなおじさまが、「すいません。あなたたち、ちょっと常識無いですよ。」とおばさん3人組に向かって一言。おばさんたちはびっくりした顔をして、「!!!!す、すいません…」と言ってロビーへ退散していった。
おじさまに「ありがとうございます!お客様にご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません」と言うと、「いいんだよ。あんな客がいたら大変だね。」と笑顔で言ってくださった。
休憩中、先輩にその出来事を話すと、「え…ダンディーなおじさまって…もしかして、こんな方だった?」と言って、数カ月後に公演予定のチラシを出してきた。なんと、さっきのおじさまの写真が載っているではないか!!この方です!!とびっくりしていると、
「この方はTVにはあまり出ないけど、舞台俳優として結構有名な方だよ。素敵な方なんだね…。」とうっとりする先輩。
先輩はもぎりの時に見かけて、ずっと気になっていたらしい。おばさんたちがびっくりしていたのも納得。私は当時全くお芝居に興味がなかったので、全然気づかなかった。
しがないバイトを助けてくださった俳優のお客さんの武勇伝(なんでしょうか)。
今度裏方としてですが、その俳優さんとお仕事をすることになったので記念にカキコ。
ダンディーな人は中身も素敵だね。
仕事で一緒になった時にお礼言いなねー!
なぜか高◯純次で再生されたw
おまえのせいで…!
高◯純次なら弁当ムシャムシャ食べながら
「あなた方常識無いですね~、あっ私もか☆」とかやってくれそう
いいww