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私はバス通勤。始点から終点まで乗るので、バスの後ろの方に座る事にしている。
この路線は間に大きな公園などを挟むためちょっと遠回りをするけど、途中で止まる事がほとんど無い。通勤時間帯でもそんなには混まず、ちゃんと詰めればみんなが座れるくらい。
その日もいつものように、後ろのタイヤの上の座席(周りよりちょっと高くて見晴らしが良い)に座って壁にもたれてぼ~っとしていた。車内は程よく混んでいてざわついている。途中、その大きな公園のあたりで、前の方に乗ってるおっちゃんが降車のためのブザーを押したのを見るともなしに見ていると
(乗り込む時から赤い顔をしていてほろ酔いなのが目についたから、何となく気になってた)バス停で停車したのにおっちゃん降りない。運転手さんも車内アナウンスで確認するも誰も降りない。で、再びバス発車。間違えたのかな?と思って見ていたら、すぐまたおっちゃんブザー押す。バス停車。誰も降りない。
運転手さん確認アナウンス。バス発車。おっちゃんブザー押す。バス停車。誰も降りない…
おっちゃんの席には手元近くにブザーのボタンがあって、誰にも気づかれていない様子。
3回目には運転手さんのアナウンスがキツくなり、4回目のバス停で運転手さんがキレた。
「イタズラをやめない限り発車しません!」
朝の時間は本当に貴重だから、遅れるのは5分でもかなりツライ。見てたのは私だけみたいだし、どどどどーしよーって1人でアセってた。でも、後ろからだけどおっちゃんの口元がわらったかたちに動いたのが見えて、私の中で何かが切れてしまった。
席から立ち上がり、おっちゃんにむかってツカツカ歩いてビッと指差し「イタズラをしていたのはこの人です!みんな迷惑をしているのでやめて下さい!」と精一杯の勇気を振り絞って言いました。(でも内心ガクブルで膝も震えてたと思う。)
それなのに!混雑している車内ではあまりよく聞こえなかったらしく周りの人たちぽかーん。おっちゃんは「うるせぇなぁ。証拠でもあんのかよ」って言ってそっぽ向くし、運転手さんも「なに?イタズラしてたのあんたなの?」とか言ってくるし…。
ここで私は本来の小心者が出て来てしまい「えっ…いやあの、私見てたんです。ほんと、見てたんで、その…」とより声も小さく尻すぼみに。周りの人達もヒソヒソしだすし、調子に乗ったおっちゃんは「何だよお前の席どこだよ。見えるわけねーだろ」って絡む絡む…。私涙目。
そしたらシルバーシートに座っていた上品そうなお婆さんがすっと立ち上がりおっちゃんにむかって「私も先程からあなたが1人でニヤニヤしていたのが気になっていました。そのお手元のボタンは周りに気付かれずに押すのに都合がいいでしょうね」というような事をよく通る声で言ってくださいました。
そしたらおっちゃんの後ろに座ってた人も「俺もこの人がボタンを押すのをみました!」と言ってくれ、この辺りで運転手さんもようやく私が犯人じゃないと分かってくれたようで、車内アナウンスで「おじさん、あなたは何度も降りる意思表示をされているのですからここで降りても差し支えないですね?どうぞお降り下さい」と。
おっちゃんは「馬鹿野郎この野郎…」とブツブツ言いながらも素直に降り、そのあと運転手さんは車内アナウンスで「先程から失礼いたしました。皆様のおかげで問題は解決しました。」と言い、私に目を向けると「勇気を出してくださったお嬢さん、ありがとうございました。」と言ってくださいました。
私はへなちょこで申し訳ないですが、あの上品そうなお婆さんがビシッと言ってくれた事、他の人も勇気を出してくれたことも合わせてスカッとしました。
運転手さんも謝ってくれたし。
私35過ぎのおばちゃんで、全然お嬢さんじゃないけどね。
本当に勇気だしたんだろうね お疲れ様
朝の5分は貴重だし、犯行を見てない人は何もできなくてイライラするし
解決して、皆ほっとしたと思うよ
やった!GJありがとうございます!
あの時のヒソヒソを思い出すと今でも脇がしっとりしますが、協力してくれた人のお陰で世の中って案外悪くないなって思いました。
おいババアgj
遅レスだけど、おいBBA、
結婚してください。
悪いけど俺のババアだから
俺の方が先だから
小心者なのに社会正義のために勇気を振り絞り脇汗をかくババア大人気w
文中の婦人との対比でお嬢さんでも問題なく感じる
それに歳上から見ればみんな若い子なのよね
悪いオッサンが排除されて良かった
全然スカッとしない。小心者の女性が第一声を上げたのは素晴らしいけど、老婦人が第二声を上げるまで知らんぷり決め込んでいた他の乗客には不満しかない。
援護射撃すら出来ない傍観者ほど許しがたい存在はない。