引用元:【ネタも歓迎!】嫁の浮気【雑談しながら待ってます】其の五十六
肌が弱い嫁はブラジャーだとかぶれたりするからとブラトップを着ていることが多かったが、突然毎日ブラジャーをし始めて洋服もバリエーションが増えた
さらに毎週同じ曜日に遅い時間まで残業をしているし、その日は荷物がいつもより多い
洋服を買ったらいつもファッションショーを始めるのにそのままクローゼットへしまっていたり、週末も出掛けることが増えた
嫁に同じ曜日の残業や週末出かけていることを聞いたがかわされた
真っ黒だと思い、決まった曜日に狙いを定めて半休をとり嫁のことを追跡することにした嫁の職場の前で待っていると定時から15分くらい経つと職場から出て来たが、俺には「今日も残業です。」と連絡が入っていた
そのままつけると、嫁は公民館へ入っていく
暫くすると続々と老若男女が集っていき、みんなが手に持っているものを見て納得した嫁は市民楽団に所属しているようだったが、まだその中に間男がいるかもしれない
そしたら嫁が出掛けていた日とほぼ一致し、公民館から自宅までの帰路の時間を考えたら寄り道していても15分程度だということが分かった
なんだか妙に安心してその日は帰って夕飯を作って待っていた
嫁は中高大と吹奏楽部で、部活仲間の結婚式で演奏したりしていたし、社会人になっても知り合いの市民楽団に所属していたが、結婚をして地元を離れてしまったので機会はなくなっていたこちらでも市民楽団等を探せばいいという提案をしていたが、自前の楽器が壊れたらしく、更に結婚で引っ越しをして転勤をしたタイミングで役職になったり、結婚式の準備と結婚生活に慣れていないこともあり忙しくてそれどころじゃないと言われて喧嘩をした
俺としては知り合いのいない土地(地元までは1時間半程度だけど実家暮らしだった嫁にとっては慣れていない土地)で、知り合いも作れるし良かれと思って提案したつもりだったけど、嫁はそれどころじゃないと結構大きな喧嘩だった
その後、嫁はなにも言ってこないが気のせいかもしれないけどどこか生き生きとして見えた楽団の演奏会が近々あるので、とうとうカミングアウトされた
職場の人に誘われて楽団に入ったが、絶対やらない!と宣言した手前言い出しづらかったのだということだった
知ってたというと驚いていたが、楽団の練習の日は妙に協力的だったことで納得していた
ちなみに急に女を取り戻したのは、同年代の女の人と毎週顔を合わせることになり、しっかりしようと思ったんだとか浮気しているか疑ったことも伝えたが、友達は出来たけど、そこで続けたいし俺のことが大切だから絶対にないと言ってくれたので信じる
浮気じゃないけど数週間は勝手に修羅場だった
めでたしめでたし。
疑った罰として、ワンランク上の新しい楽器を買ってやらないとな。