スレチ?
記念書き込み
書き溜めて無いから遅くなります
中学から付き合い始めて、大学卒業後の23歳で結婚。
それまでお互い恋愛経験は1人だけ、異性の体はお互いしか知らない。
子供は無し。
治療費がかなり必要だったので余裕はなく、子供は30までには作ろうとなっていた。
俺のことも可愛がってくれていたし、大好きな母親だった。
母親が亡くなるまで嫁は気丈に頑張っていた。
毎日遅くまで母親の看病をしていて、仕事や家事もしっかりこなしていた。
こっちが心配になるほど頑張っていた。
そんな嫁だったが、母親が亡くなるひと月まえくらいから
「今日は看護婦さんから少し遅くまでいていいよって言われたんだ。
という言い訳が一番多かった。
「友達のA子にお母さんの病気のこと相談してて遅くなっちゃった。」
「仕事が溜まっちゃってて明日までに終わらせなきゃいけないから、今日は会社に泊まるね」
そんなこんなで一ヶ月のうち半分以上はうちにいなかったり外泊したり。
でも俺はバカだから全く疑っていなかった。
お母さんもだいぶ調子が悪くなってきてるし、嫁も何かを感じて
看病、仕事、家事の毎日だからたまには友達と羽を伸ばしたいときもあるだろう。
そんな風に思っていた。
でも違っていた。
嫁は男とあっていた。
医者じゃない。でも仕事の関係で医療関係に詳しい。
出会いは嫁がやっていたSNSだった。
嫁母の病気は遺伝が絡む白血病だった。
そこで出会ったらしい。
嫁は男と会うからと言って化粧が濃くなるわけでもなく、派手になるわけでもなく。
実に見事に欺かれていた。
嫁母が亡くなり、悲しみにくれる暇もなく葬儀や親戚対応に追われていた。
「嫁子は唇噛みながら泣きたいの堪えてるんだからあんたが支えてあげなさい。」
嫁母の初七日も終わって暫くしてから、嫁と俺は有休を取って旅行に行った。
長かった看病の毎日、この一ヶ月はよる遅くまでの看病と仕事、
美味いものを食べ、久しぶりに一緒に酒を飲み、ほろ酔いになって
細くなった嫁の指を見て、苦労したんだなと思った。
「あのね、私、言わなきゃいけないことがある。私、浮気をした」
こいつ何言ってるんだろうと思った。悪い冗談だなと思った。
でも嫁は真剣な目で首を横に振った。
「本当です。私は浮気をしました。相手とはもう会っていません。
相手に慰謝料を請求するなら、相手の奥様にも私への慰謝料を請求して欲しい。と言った。
「で、お前はどうしたいの?」俺がそう聞くと、泣きそうなのを我慢しながら
「許してくれるなら、そばに置いて欲しい」
俺は何にも考えられなくなって、少し頭を整理してから答えるとだけ伝えた。
正直嫁は誰もが振り返るような美人じゃない。
ぱっと見は地味。でもよくよく見ると、あれ?結構可愛いのかも?そんな感じ。
好きで好きでたまらなくて結婚した、というより、長いこと一緒にいて安心できるし、
もちろん好きなんだけど、どちらかと言うと俺の方が恋愛バランスは上、
だから嫁の浮気は許せなかった。
一週間後、俺の両親の前で離婚届を書き、嫁とは正式に離婚した。
貯金は半分に分けた。
俺は相手の男に慰謝料を請求した。
相手の間男はこれまでに何度も浮気をしており、離婚した。
嫁は実家に戻った。
理由もなく涙が出たりした。
仕事に行くのも面倒になって仕事をやめた。
営業の仕事をしていたので身だしなみには結構気を使っていたがどうでも良くなっていた。
服はヨレヨレ、髭は伸びっぱなし、タラタラ街を徘徊してコンビニで弁当買って
いいや、もう。どうなっても。
親に悲しい顔をされるのが辛かった。
そんな生活を2年続けた。
100万を現金で渡されるかわりに、親子の縁を切られた。
そろそろ金が無くなる。
もう親には頼れないよな。
だから頼るツレもいない。
死んじゃうか?そんなことも考えたけど、死ぬほどの勇気もないヘタレ。
死ねず、ひきこもることもできないなら働くしかない。
2年半のブランクがあってなかなか苦戦したけど、前職が営業ということもあって
住宅の営業。
自堕落な生活のおかげで前の仕事のときに来ていたスーツが入らない。
スーツや靴、カバンを買い揃える金がもう残ってなかったので借金をした。
それから仕事にも慣れ、契約もそれなりに取れるようになった。
就職してから2年ちょっとたっていた。
離婚してから5年。
嫁はどうしているんだろう?気になるようになった。
もう再婚して幸せになっているかな?
声をかけたりするつもりはなかったし、どうこうしたい気持ちもなかった。
ただただ気になっただけ、そんな言い訳をしていたと思う。
嫁の実家のあった場所には新しい建物がたっていた。
ゆっくり家の前を通ってみると、全く知らない標札の名前、
嫁じゃない。全く別の人。
嫁はこの土地を売って何処か行ってしまったんだろう。
なんでかわからないけど、車の中で大泣きした。
それから縁を切られた俺の実家に寄ってみた。
呼び鈴を押すと、随分と痩せてしまった父親が出てきた。
俺は父に謝罪をして、今はしっかり働いていることを伝えた。
父は「そうか。わかった。母さんにも伝えておく」と言った。
「母さんは?出かけてる?」
母親は癌を患って入院していると父から聞かされた。
「なんで知らせてくれなかった?」
「お前とは縁を切ったから」冷たく言われた。
縁を切られて以来、母に会った。
母の横には、母の世話をしてくれている嫁がいた。
なんでお前がここにいるのか?
どのつら下げて俺の親の近くにいるのか?
バカな俺は嫁に突っかかっていた。
で、父にひっさしぶりに殴られた。
嫁は離婚した後、何かと俺の実家に顔を出していたらしい。
俺が金の無心をして親に縁を切られたあの日も家の中にいた。
嫁は一人では広すぎると実家を売って、俺の実家と母の入院先の病院との中間で
何かあると母の面倒をみたり、父の話し相手になっていた。
「あなたとはダメになってしまったけど、あなたのお父さんやお母さんは大好きだから。」
今でも嫁は絶対に認めないが、その後父が亡くなるときに教えてくれた。
「嫁子を泣かしたら、お父さんがお前を殺しに行くから」
父がまだ意識ある頃に俺の耳元で言った言葉。
当然嫁とも顔を合わせるが、あまり会話はしないようにしていた。
忘れることができていた浮気の件を思い出してしまうから。
嫁もそれを感じたのか会釈をする程度だった。
それから数カ月で母は息を引き取った。
父は声をあげて泣いていた。
嫁も唇を噛みながら声を押し殺して泣いていた。
そういえばこいつって、いつもこんな泣き方だったな、そんなことを思ってた。
葬儀が終わって遠くから来ていた親戚たちがホテルに戻り、
「お父さんな。胃癌なんだ。もう長くない。」
俺も嫁もパニック。
そんな中、父は嫁子に俺を許してやって欲しい、この馬鹿息子と復縁をして欲しい、
胃癌であるかどうかはまだわかっていなかった。
ただ体調が悪く、食欲がない、体力が急激になくなり体も痩せてしまっていた。
後に本当に胃癌との診断が出ることになる。
「お父さんは疲れたので一度家にかえって横になる。二人でしっかり話し合ってくれ。」
「あなたは私を許せるの?」
「そんなの、わかんないよ…」
そんなやり取りをしていた。
嫁は母の顔を覗き込んで何か話しかけていた。
ドタバタした母の葬儀も一通り終わり、俺は自宅に戻った。
「もう一度、やり直そう」
自信がなくて言えなかった
嫁とはどうなったかを聞かれたが、そんなに簡単には進まない、
嫁は俺と離婚した後にすぐ、父母に会いに来た。
俺さんを裏切りました。もう合わせる顔がありません。
私が全て悪く、俺さんには何も落ち度はありません。
そんなことを言いに来た。
母さんは嫁子さんを娘のように可愛がっていたからな、
それからは嫁と会うこともなく、更に1年を浪費した。
父が体調を崩し検査を受けた結果、胃癌だった。
「嫁子です」嫁からだった。
「お父さんのこと、聞きました。今日会えませんか?」
俺は少し躊躇したけど、仕事終わってから会うことにした。
「お母さんの時のように、お父さんのお世話をしたいです。お願いします」
「あ、いや、それはこっちからお願いしたいくらいで。そんな頭を下げないで。
そんな会話をした。
嫁の要件は本の数分で終わった。
「じゃあ、もう帰ろっか」
居た堪れなくなって切り出した。
「あの、もう一つ話があるんです。」
「ん?何?」多分あの話なんだけど。
「あの、言いにくいことを言いますね。お父さんの言ってたことをしてあげたい。
形だけでいいです。私と復縁する形にしてくれませんか?
私と一緒にいると嫌なことを思い出すでしょうし、あなたには辛いことかもしれません。
母の面倒を見れなかった後ろめたさもあった。
そして嫁も同居した。
部屋は余ってたし、形だけ、ということで、父にその日が来るまで、嫁と復縁することになった。
父は喜んでいた。
孫は期待できそうにないなぁと言っていたからばれていたんだろうけど。
そんな父はあっという間に亡くなった。
胃癌の進行は凄まじかった。
日に日に痩せて、動けなくなって、話せなくなって、痛みの中苦しんで亡くなった。
嫁は大声をあげて泣いた。
嫁は焦燥していた。
だから、父が亡くなっても嫁との同居については解消しなかった。
「私、そろそろ出て行かないといけないね」
嫁と二人でTVをみながら夕ご飯を食べている時に、嫁がつぶやいた。
あ、ついにきたか…俺は正直そう思った。
「そう?そんなに急がなくてもいいよ。ほら、お前のアパートだってもう
「でも、お父さんの最後を看取らせてもらっただけでもあなたに感謝しなきゃいけないのに、
「うん。でもそれは気にしなくていいよ。俺一人だったら潰れてたと思うし。
久しぶりに名前で呼んだ。
「嫁?ありがとう。母さんと父さんを看取ってくれて。喜んでるよ、向こうで。
嫁は涙をポタポタこぼしてた。
「もう少し、ここにいてくれる?親の形見も受け取って欲しい。
そう言ったら嫁、顔をくちゃくちゃにして泣いてた。
「俺くん!ごめんね、ごめんね。私、馬鹿だったよね。俺くんやお父さんお母さん悲しませて。
この何年もかかったことを思い出しながら、省略しつつ書いても長い。
そろそろ終わる。
その日、嫁が俺のベットに入ってきた。
「ねぇ、俺くん。私のこと、汚いって思う?私のこと、抱ける?」
「んー。やって見ないとわかんない。試してみる?」
でもダメだった。
俺が勃たなかった。
「へぇ…意外と精神的ダメージって残るもんなんだね」
そんなこと言ったら嫁がごめんなさいを連発して泣いてしまった。
「汚いとか思わないよ。気持ち的には今あなたを犯してしまいたいくらい。求めてる。
そんなこんなで二人して裸で抱き合って寝た。
SEXはできなかったけど乳はもみくちゃにしてやった。
それから何日かして、嫁とはきっちり話し合いをした。
・お互い再構築する方がいいのか、憎しみ合わない今の現状で別れる方がいいのか
・嫁の浮気についてはもう許せる。でもまだフラバがある。
それから俺は就職する際に作った借金が残っていた。
無職の状態で借りたから、やややばそうな所から。
アホだったと思う。
それと父の治療費の一部を会社の組合から借りていた。この借金をなくすこと。
嫁は土地を売ったお金があるからそれは私が払うと言ってくれたが、
借金を返しながら一緒に貯金もして、お互いがお互いを思いあえる関係が
何度か抱こうとしたが無理だった。
嫁は嫁で「ごめんね、傷、深いよね」って泣くし、俺は俺で自分がヘタレすぎて自己嫌悪。
でも、傷はいずれは癒えるもんで。
それでも3年くらいかかってしまったけど。
俺は10年もかかってしまった。
これは嫁の10年を奪ってしまったことになる。
昨年の12月にプロポーズした。
「嫁、もう一度俺を夫にしてください。」
「俺くん、今度は夫だけではなくて父親にもなってくださいね」
一瞬子供ができたのかと喜んだけど違ってた。
今年の2月に入籍。式はあげなかった。
今度こそは浮気させないような良い夫になろうと思う。
結果、浮気はむごい。された方には深い傷が残る。
でも、そんな傷でも二人でケアすれば癒えるんだなってじっかんした。
長くなりました。
支援くださった方、読んでくださった方、ありがとうございました。
それから由紀へ。今度は幸せにすると誓います。
お目汚し失礼しました。
許すか許さないかを考えることすらまだキツいから謝罪もしてもらいたくない。
そのままじゃ、先に進めない気がする。
元スレ:【サレ専用】配偶者との再構築【男も女も】 Vol.16
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/furin/1397542349/
要は屑が自滅して、汚嫁にすがりついたって話かな?
途中からキモすぎて読むの止めたが、屑同士でいいんじゃね?
人は忘れるものだよ
報告者の心の傷が癒えると共に、嫁は泣いて反省したことを
再構築すると決めたなら上手くいって欲しいけど、
誠実で純粋に夫を愛している人なら最初から裏切らなかった訳で・・・
またいつか同じ事をされるかもしれない
その覚悟はしなければならないと思う
疫病神にまんまと丸め込まれてる
報告者の両親、汚嫁と接触してから衰弱して早死にしてるしさ
創作だと思うけど、酔っている感満載の文章が気持ち悪い
離婚で仕事をやめて2年間引きこもるとか、気持ちはわかるけど男の子なら強くなれよ。両親の面倒をみてくれた事は感謝しても、裏切った女と一緒になるなんてもっといい女はいるだろう。人それぞれだろうけど再構築している人達の気持ちがわからん。
何?このチョンガージジイが書いた作文?バカだろ
主人公(敢えて)がクズとも思わないし壊れたんだろうと同情もできるけど
裏切られた人間を切る親とか信じられないし嫁という役回りの人間が
ドラマチックに立ち回って再登場するくだりも信じられない
御伽噺のような話にしか思えない
これが真実だ!って強要するなら特殊な人達が奇跡的に家族になった
「真実は小説より奇成り」を体現した出来事なんだろう
肝心の「浮気に至った事情」が書かれていないが、
カムアウトした時点で相当反省していると思われるので、
俺なら追い打ちをかける気にならんだろう
むしろ、情緒不安定な時期に支えてやれなくて、すまない気持ちになるかも
そもそも、こんなに義親に対して出来る女が浮気するか?
元サヤに収まろうとする人達って、本当に伴侶が好きで再構築してんのかなぁ。
ただ自分が犯した罪に耐えられなくて、何もなかった頃に、浮気する前の自分に戻りたい、平穏だった状態に戻したいという、所謂防衛本能みたいなもんのような気がする。
浮気相手が全て引き受けてくれたのであれば、別れたまんまなんじゃないのかなぁ。
この嫁も、相手に逃げられたか何かしたんだろうな、きっと。
登場人物の知力がシーンによって凸凹過ぎるよ
親父の話がおかしい
加害者の元嫁に被害者を許してくれとか
多分あることないこと吹き込まれてる
そもそも息子を壊した原因の元嫁と接触すんなよと
股の緩いカス女となぜ再構築なんてバカな
まねすんの?
ああ、そうか股の緩い女が大好きなのねwww
納得www
アホの妄想
何か良く分からないが、何で嫁は浮気をしたの?
ましてや自身の母親の見舞いを理由に不倫しているなんて最悪
汚嫁の行動も偽善というか、ただ自身の罪悪感を薄めたかっただけだろ
お人好し一言で済むかもしれないが両親も嫁を受け入れていた事も意味不明
息子がダメになった原因は汚嫁だろ?